皆さん、こんにちは。
もう終わっちゃったんですが、
京王デパートの駅弁大会に行ったことはありますか?
あのチョー混雑の有名な駅弁大会です。
お目当ての駅弁を何個も買い込み、それから階段に座って黙々と駅弁を食う人たち・・・・。
いやはや、あんなにしてまでも、と思っていたのですが、今年はカミさんと一緒に行きました。
目当ては、
雑誌「おとなの週末」で今年の目玉弁当に取り上げられた「鯨すき弁当」を買いにです。
よそ見もせずに、真っ先にブースまで直行です。
おお、あそこ。 「鯨の背に宮本武蔵」歌川國芳の浮世絵が目印です。
あれっ、ブースに列ができていない。
変だなぁ、ダメかぁ、と内心。 いやいや、待て待て。
恐る恐るブースに近づくと
テーブルの上にはさびしそうに鯨弁当が1個だけ載っています。 ????
いや、テーブルの前に男性が一人、弁当を注文し、出来上がりを待っています。
その彼が弁当を受け取ったので、すかさず「鯨カツ」と「鯨すき」弁当の両方を注文しました。
出来上がりを待っている間に、おばちゃんに売れ行きを訊いたら、
作った先から売れていくというのです。
なるほど、なるほど、さもありなんと一人悦に入ります。
出来上がった両方の弁当を受け取り、おばちゃんに頑張ってねと声を掛け、
逸る心を押さえて家路に向かいます。
今夜は、この両方の駅弁が我が家の晩飯です。 早速、レンジでチンして頂きます。
鯨肉料理評論家 小泉武夫先生なら、
もうこの辺から、ジュルジュル、鼻孔の奥まで・・・・ピコンピコンというところなのでしょう。
さてさて、お味の方は・・・・。 う~ん、ウマイ。 筆舌に尽くし難い。
尽くし難いのですから、この辺でやめときましょう。
カミさんの感想は、カツ弁当の方が鯨の初心者向きだそうです。 私も同感です。
でも、また買う機会があったら、鯨すき弁当を買います。
私もビギナーじゃありませんから。
うふっふっふっふ。