南極海鯨類目視調査に従事していた調査船「勇新丸」と「第二勇新丸」は、3月28日(土)に山口県下関市に無事帰港しました。
下関港の岸壁では、乗組員の家族や関係者が出迎え、林芳正農林水産大臣や本川一善水産庁長官も出席して下関市主催の入港式が執り行われました。
林大臣は挨拶の中で、「科学的データを基に商業捕鯨の再開を目指す」との方針を改めて明確にした上で、調査に従事した乗組員をねぎらいました。
今回の目視調査ではザトウクジラやナガスクジラなどを多数発見し、大型鯨類の資源量が順調に回復していることを確認しました。その他、シロナガスクジラやミナミセミクジラなどの皮膚標本を採集しました。
調査結果の詳細につきましては、日本鯨類研究所のメディアリリースをご参照ください。