和田浦で小泉武夫先生の講演を聴いてきました

20日(祝)、千葉県南房総市和田町まで、東京農業大学名誉教授で食文化論者の小泉武夫先生の講演会に行ってきました。

主催したのは、地元の飲食店や旅館の女将さん達で立ち上げた「和田浦くじら食文化研究会・おかみさんの会」。おかみさんの会は、地元食材を生かした鯨食文化継承への取り組みなどが評価され、農林水産省の「フード・アクション・ニッポン・アワード2011」のコミュニケーション・啓発部門で最優秀賞を受賞しました。

写真は、おかみさんの会代表でいつも元気な櫟原八千代さんです。

 

 

 

 

 

 

 

会場となった和田コミュニティセンターのホールは定員を上回る200名の市民で超満員。小泉先生の人気の程がうかがえます。

さて、小泉先生の講演タイトルは、「食で日本を立て直せ!」。農村に若者を送り込み活性化を図る「徴農制」構想や、日本人に適した和食の原点に立ち返ることが必要だと説く先生のお話に私もすっかり感銘した次第です。

 

 

 

 

 

 

 

講演会用に女将さんたちが準備した特製くじら弁当(写真)は、150食があっという間に完売。

小泉先生の講演の前には、和田小学校の5年生が手作りのパンフレット(写真)をみんなで紹介してくれました。地元の伝統食文化をしっかりと若い世代へ継承している和田町の活動に拍手です。

和田コミュニティセンターの隣の元和田支所があった場所に、現在、「道の駅」を建設中。この秋にオープンの予定ですが、鯨のお土産品や鯨料理の新たな名所となることを期待しています。

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