世界で唯一「母船式捕鯨」を行っている共同船舶。鯨のプロフェッショナルとして、「捕鯨事業」「調査事業」という2つの事業を通じて、鯨肉の安定供給や鯨食文化の普及、水産資源の保存に貢献しています。それぞれの事業について、詳しくご紹介します。
2024年より、新型捕鯨母船「関鯨丸」が就航します。母船1隻、捕鯨船/目視調査船3隻で、捕鯨事業、調査事業にあたっていきます。
安心・安全な鯨肉を提供するために、トレーサビリティの確保に力を入れています。捕獲した鯨は全頭DNA登録をし、鯨種や捕獲海域まで追跡することができます。
排他的経済水域内で鯨を捕獲・解体し、刺身や缶詰、内臓類など、さまざまな鯨製品を生産・開発しています。安心・安全な品質の追求や安定的な供給を目指すことで、全国各地の食卓に彩りをお届けします。
鯨類の資源量を推察するための目視調査や、生物学的解明を目的とした生物調査に取り組んでいます。鯨体の形状や噴気によって鯨種を判定し、群の頭数や気象・海象の情報もあわせた包括的なデータを収集しています。